ペンニョロのゲ音記+きめらの雑記

ゲーム音楽の感想書いたり、気分で雑記載せたりするブログです。

前のページ | PAGE-SELECT | 次のページ

「an cinniuint」のレビュー

anscnvioejwt887832.jpg

今回は「an cinniuint」のレビューをしていきます。
タイトルからは分かり辛いですが、このCDは「tsugunai ~つぐない~」というゲームのオリジナルサウンドトラックとなります。PS2のソフトでジャンルはRPG、ソニーコンピューターエンターテインメントから開発・発売されました。作曲は「光田康典」さんが担当されております。

CDは2枚組で曲は2ループで再生されます。このCD自体が何のCDなのか分かりにくい上、ゲーム自体もかなりマイナーな作品だと思われるのですが、私は作曲者が光田さんという情報に惹かれて購入するに至りました。このCDの音楽を聴いて驚いたのは、光田さんの代表作である「クロノ・クロス」の音楽に雰囲気が似ていることでした。作曲者が同じなんだから雰囲気が似ているのは当然と思われるかもしれませんが、光田さんに限らずゲーム音楽作曲家の方々って作品によって結構音楽の雰囲気を変えてきたりするので、「クロノシリーズ」でもない本作の音楽が「名曲揃いのクロノ・クロス」の音楽と雰囲気が近いというのは良い意味で意外で衝撃的だったのです。少し話は逸れましたが、内容の方はPS2音源のクリアなサウンドであり、静かでウェット、ファンタジー的な幻想感や不思議色の強いケルト楽曲はゲーム音楽的に秀逸であり、とても味わい深いものとなっています。

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
おすすめ曲(星は10段階で付けています)
・「火の灯る樹」 ★★★★★★★★★ 9星
町かダンジョンで流れる曲かと思われます。ゆったりぼんやりとしたメロディが幻想的であり、ピアノ、チェロ、ハープの音色がなんとも心地良いヒーリングテイストな一曲となっています。

・「魔王」 ★★★★★★★★★★ 10星
イベントかボス戦で流れる曲かと思われます。下記の「魔王決戦」と合わせて本作の目玉となる一曲ではないかと感じます。悲哀と闇に満ちた雰囲気がヒシヒシと伝わってくるメロディであり、くぐもった音色のマリンバやピアノ、バックコーラスなどによる音色がかなり印象強く耳に響きます。

・「魔王決戦」 ★★★★★★★★★★ 10星
ラスボス戦で流れる曲かと思われます。上記の「魔王」をベースとしていますが、より脈動的なメロディへと変化しており本作随一の濃厚な一曲です。影・悲壮・不気味・神々しさ・禍々しさといった一言では表現出来ないイメージが集約された不思議な魅力を感じさせる曲でもあるので多くの方にオススメしたいです。
余談ですが、曲名が「クロノ・トリガー」の「魔王決戦」と同じです。何か意味があるのかは分かりませんが…。

・「全てを取り戻して」 ★★★★★★★★ 8星
トラック順的にエンディングで流れる曲かと思われます。前半はツリーベルや笛の音が穏やかに響き、中盤は笛を主旋律とした清々しいメロディとなり、最後はまた穏やかになっていく。全体としてはあっさりしていますが、ナチュラルテイストな大団円という感じでなかなか良い曲です。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

総評
非常に優れている隠れた良作ゲームサントラだと思います。作品自体はマイナーかもしれませんが、なんといっても光田さんの本領が発揮された民族調楽曲の数々が素晴らしいです。

「an cinniuint」

92点
関連記事

| ゲ音・RPG | 20:00 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

前のページ | PAGE-SELECT | 次のページ