ペンニョロのゲ音記+きめらの雑記

ゲーム音楽の感想書いたり、気分で雑記載せたりするブログです。

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「SERIOUS MONKEY BUSINESS(スーパードンキーコング2の半公式アレンジアルバム)」のレビュー

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今回はちょっと特殊な音楽アルバム「SERIOUS MONKEY BUSINESS」のレビューをしていきます。
このアルバムはダウンロードフリーの海外音楽投稿サイト「ocremix」にて配信されたものであり現在でも自由にダウンロード可能です。
アルバムの公式ページがあり、英語で分かり辛いですが
Download Music
    
Download the complete. zip file!(All MP3s + Artwork!)
と進めば手軽にダウンロードできます。
「スーパードンキーコング2」の楽曲を複数の海外アーティストが集ってアレンジしているのですが、その中には原曲の作曲者である「David Wise」さんも極一部ながら参加されており、これが半公式と銘打たれる理由となっています。

このシリーズは原曲からしてスーパーファミコン(以下SFC)の作品とは思えぬ美麗な音楽が印象的であり、本作の楽曲はSFC3作品の中でも特に高い人気を誇っています。ステージのバラエティも非常に豊富であり、それらをナチュラルに際立たせる楽曲の数々は臨場感が抜群です。ゲーム版のサントラはゲームサントラの裏ボス的存在として君臨しております。

収録曲数は35曲と本格的であり、ゲーム内のBGMはほとんどアレンジされております。多数のアーティストの手によって多種多様なアレンジを施されており、原曲のイメージを残しつつナチュラルにアレンジしたもの、面影はありつつも大胆にアレンジされたもの、ヴォーカルアレンジになったものなど単一の方向性に囚われないユニークなラインナップとなっております。逆を言えば好き好みが大きく左右される内容とも裏付けられるのですけど。ちなみに本アルバムでの各曲名は原曲のものとは異なっています。

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おすすめ曲(星は10段階で付けています)
・「Rare Respite」 ★★★★★★★★★ 9星
マストステージ(メインマスト クライシスなど)で流れる曲のアレンジで編曲者は「Patrick Burns」さんです。ピアノを始め、ハープ、ギター、民族笛など柔らかい音色の多重奏は、元々のイメージを残しつつも穏やかで心癒してくれるナイスなヒーリングアレンジとなっています。途中挿入される帆が軋む音や波風などの環境音も素晴らしい効果を生んでいます。

・「This Chase Is Haunted」 ★★★★★★★★★★ 10星
特殊コースターステージ(ゴーストコースター)で流れる曲のアレンジで編曲者は「Prince of Darkness」さんです。追ってくるゴーストから逃げ続けるステージであるため、元々は迫り来る恐怖を体現したトラウマ物の一曲なのですが、今回はハードロックでド派手にアレンジされております。威圧感こそある強烈なメロディですが、恐怖というよりは純粋にカッコ良いイメージでして、個人的には今現在このアレンジアルバムの中でも一番好きなアレンジです。やかましい程のドラムが堪りません。

・「Crystal Swamp」 ★★★★★★★★★ 9星
特殊船上ステージ(ラトリーに大へんしん)で流れる曲のアレンジで編曲者は「Tepid」さんです。元々この曲は「1」のラスボス曲をアレンジした曲ですが、今回のアレンジはなかなか意外性のあるものとなっています。アレンジ曲名がクリスタル(Crystal)、浸す(Swamp)となっているように、やけに煌びやかなメロディでよく聴かないとアレンジであることが分かり辛いんですが、幻想的な雰囲気が案外良い感じになっています。

・「Bramble Reprise」 ★★★★★★★★★★ 10星
みんな大好き「とげとげタルめいろ」などで流れる曲のアレンジで編曲者は「Joshua Morse」さんです。何分注目度はピカイチなので妙なアレンジにされないかと聴く前は不安だったのですが、割と原曲に忠実な、アコースティックギターが眩しい雄大で神秘的なメロディとなっており、後半のエレキギターによるフレーズも曲を壊さず良い演出として溶け込んでいますし、要所で聴こえる環境音に近い音も良いアクセントとなっています。個人的にこのアレンジは結構好きです。

・「Re-Skewed」 ★★★★★★★★★★ 10星
エンディングで流れる曲のアレンジで編曲者は「Grant Kirkhope」さんと「Robin Beanland」さん、そしてゲーム版の作曲者である「David Wise」さんの3名となっています。原曲を純粋に昇華した正統派なアレンジとなっており、ピアノ、ギター、トランペットなどで奏でられるメロディはストレートに良いですね。
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上述通りヴォーカルアレンジもいくつかあり、
・Us Monkeys Together(アイスドーム タンゴなど)
・Backwards Room(ランビといっしょの追いかけっこ場面)
・Trapped in the Minds(タルタルこうざんなど)
・Monkeys Disarm Their Kremlings(キャプテンクルール戦)
これらが該当します。「Monkeys Disarm Their Kremlings」は「ファイナルファンタジーX」の「Otherworld」を没頭させるドスの聴いたボイスが特徴的ですが、この曲のみヴォーカルレスバージョンも収録されています。

総評
ゴチャ混ぜ感満載のアレンジながら、原曲の作曲者も交えたかなり気合の入ったプロジェクトという感じもあるので、ファンなら一度は聴いてみるべきだと思います。ファンでなくとも、生音によるアレンジはゲーム音楽という枠だけに留まらない多面性も秘めているので、ゲームを知らずとも楽しめる内容になっていると感じます。
何よりタダですし!

「SERIOUS MONKEY BUSINESS」

90点

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シリーズ関連ページ
「スーパードンキーコング ジャングル・ファンタジー」のレビュー
「ドンキーコング リターンズ オリジナルサウンドトラック」のレビュー
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