ペンニョロのゲ音記~ゲーム音楽レビューブログ

ゲーム音楽について個人的な評価やおすすめ曲を紹介していくブログです。

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更新停止のお知らせ

はい。

勝手に始め、勝手に終わらせることになったこのブログ。

色々と半端なままとなってしまい見てくれていた方には大変申し訳ないのですが、今月始めに告知した通り今日の記事でひとまず更新は停止致します。

個人的な主張が強く読みづらい部分は多かったと思いますが見てくれた方々には感謝感激の気持ちで一杯です。

ありがとうございました
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「Game Music Prayer 1&2」のレビュー

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今回は「Game Music Prayer 」のレビューをしていきます。
この「Game Music Prayer」という作品は、大規模な自然災害における被災地支援を目的としたチャリティ活動の一環として製作されたCDであり、「1」は2013年にフィリピンを襲った台風30号「2」は2011年に発生した東日本大震災の義援金を集める為に販売され、いずれも売上は全額日本赤十字へと寄付されたそうです。
初めて見る名前もありましたが、参加アーティストは日本のゲーム業界に深く関わってきた方々が参加されております。

「1」はCD1枚で全25曲が収録されています。
「2」はCD2枚組で全49曲が収録されています。
いずれも各アーティストによってこの作品の為に製作されたオリジナルの楽曲がほとんどとなっています。慈善活動から製作された経緯を思うとその中身に対して少し身構えてしまいますが、援助に結びつく直接的なポイントはあくまでCDの売上金を寄付することにあり、収録楽曲その物は各アーティストそれぞれの持ち味が発揮された特に一貫性の無いラインナップとなっていて、普通に聴く分にはゲームBGMの延長線となる多種多様な音楽を楽しむことが出来ます。ただ、中には哀しみや虚しさを漂わせる曲もあり、そういった曲から受けるのは本CDに込めた被災地域に対する各アーティストの思い、またそれだけでなく我々視聴者に対しても何かを訴えかける意味合いがあるんじゃないかと私自身は感じます。結局湿っぽい部分を強調しましたが、この2つの作品については本当に自由な意思が働いていて、喜怒哀楽様々な思惑が交錯し入り乱れた音楽は、「Game Music Prayer」というCDタイトルでありながら本来あるはずの「ゲーム」という原作が無いことでピュア&フレッシュな楽曲の集まりとなっており、私はCDが作られた経緯が固定概念として根付いてしまっていることもあってネガティブ要素が割と目立つ内容だと感じていますが(特に)、聴く人によって受ける印象がガラッと変わる作品かもしれません。

「1」は個人的にインパクトの強いものは少なかったですが、割と躍動感があってゲームBGMっぽさが出ている粒揃いな内容だと思います。参加アーティストも「1」の時点で大分凄いです。

「2」「1」と比較するとほぼ倍のボリュームを誇っており、「1」で参加していたアーティストの多くに加えてさらに豪華な面子が顔を揃えているのには圧巻の一言です。前述通りかなり混濁した内容となっていますがソレが良く、総合的に見て「Game Music Prayer」3作の中でも最も濃密で面白い作品だと思います。

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おすすめ曲(星は10段階で付けています)
「Game Music Prayer 1」
・「Umbral Eclipse」 ★★★★★★★★★★ 10星
作曲者は「gaQdan」です。曲時間が短いことがネックですが、ヴァイオリンやチェロなど弦楽器を主軸とした静かに広がりゆくオーケストラ調のメロディからは神秘や奇跡といったイメージが放たれており、とても心に響く一曲だと感じます。

・「The Forest of Memories」 ★★★★★★★★ 8星
作曲者は「稲岡健」さんです。キーボードやアコースティックギター、僅かに響くバックコーラスや時計の秒針を思わせるものなど、様々な音が組み合わさり落ち着いた雰囲気の澄んだメロディはアンビエントやヒーリングの色が濃く、雄大で良い心象の浮かぶ一曲となっています。

・「Heat your Heart」 ★★★★★★★★ 8星
作曲者は「柳英一朗」さんです。ギターが唸るハイテンポなロックテイストはバトルBGMのようであり、サッパリしたストレートなメロディながら曲名通り熱いイメージが活きた本CD内でもテンション高めな一曲です。

「Game Music Prayer 2」
・「Slowdown」 ★★★★★★★★★★ 10星
作曲者は「仲野順也」さんです。ピアノ一本のシンプルな曲ですが、鍵盤から出る音の一つ一つがとても柔らかで良い響きをしており、優しい光に包まれているような心地の良い一曲となっています。
就寝前に聴くと効果絶大な一曲ではないかと感じます。

・「Get Over The Tragedy」 ★★★★★★★★★★ 10星
作曲者は「山田一法」さんです。Get Over=乗り越える。Tragedy=悲劇。
タイトルを思うとこの曲は東日本大震災を意識している可能性が高いと私個人は思います。ピアノとヴァイオリンをメインにしたメロディは悲壮的で痛々しい印象を受けますが、終盤のヴァイオリンが突出したフレーズは強い意志・不屈さを感じさせるものとなっており、曲の構成が奥深い一曲です。

・「Colour of Tones」 ★★★★★★★★★★ 10星
作曲者は「稲岡健」さんです。終始抑揚のないメロディなのですが、闇の中で仄か(ほのか)に光るものをイメージさせるような、柔からで幻想的な音色が感覚を研ぎ澄ます不思議な一曲です。
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「1」は2083オンラインショップで現在も販売されているようですが、「2」については現在公式で販売されてはいないようです。

総評
ゲーム音楽という枠組みで考えるとこれ以上無いくらい豪華な内容であると言えます。ゲーム音楽自体がマイナーな上、そのゲームが存在しない上で「Game Music Prayer」と銘打たれたこのシリーズはマイナーを通り越してレア物という認識が個人的にはありますが、ここでしか聴けないものが多く自由なテーマで奏でられるオリジナル楽曲は新鮮で面白いものでした。

「Game Music Prayer 1」

83点

「Game Music Prayer 2」

91点

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こちらは「Game Music Prayer 3」になります。
2015年に発生したネパール大震災の義援金を集める為に製作された作品となります。「1」「2」とは違い、こちらは多数のゲームから代表的な曲をセレクトして構成されたラインナップとなっているようです。アレンジでは無く、出典作品の原曲が収録されています。
CDは2枚組で全45曲となっています。
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| アレンジ、作曲者オリジナル、その他 | 20:00 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

「an cinniuint」のレビュー

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今回は「an cinniuint」のレビューをしていきます。
タイトルからは分かり辛いですが、このCDは「tsugunai ~つぐない~」というゲームのオリジナルサウンドトラックとなります。PS2のソフトでジャンルはRPG、ソニーコンピューターエンターテインメントから開発・発売されました。作曲は「光田康典」さんが担当されております。

CDは2枚組で曲は2ループで再生されます。このCD自体が何のCDなのか分かりにくい上、ゲーム自体もかなりマイナーな作品だと思われるのですが、私は作曲者が光田さんという情報に惹かれて購入するに至りました。このCDの音楽を聴いて驚いたのは、光田さんの代表作である「クロノ・クロス」の音楽に雰囲気が似ていることでした。作曲者が同じなんだから雰囲気が似ているのは当然と思われるかもしれませんが、光田さんに限らずゲーム音楽作曲家の方々って作品によって結構音楽の雰囲気を変えてきたりするので、「クロノシリーズ」でもない本作の音楽が「名曲揃いのクロノ・クロス」の音楽と雰囲気が近いというのは良い意味で意外で衝撃的だったのです。少し話は逸れましたが、内容の方はPS2音源のクリアなサウンドであり、静かでウェット、ファンタジー的な幻想感や不思議色の強いケルト楽曲はゲーム音楽的に秀逸であり、とても味わい深いものとなっています。

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おすすめ曲(星は10段階で付けています)
・「火の灯る樹」 ★★★★★★★★★ 9星
町かダンジョンで流れる曲かと思われます。ゆったりぼんやりとしたメロディが幻想的であり、ピアノ、チェロ、ハープの音色がなんとも心地良いヒーリングテイストな一曲となっています。

・「魔王」 ★★★★★★★★★★ 10星
イベントかボス戦で流れる曲かと思われます。下記の「魔王決戦」と合わせて本作の目玉となる一曲ではないかと感じます。悲哀と闇に満ちた雰囲気がヒシヒシと伝わってくるメロディであり、くぐもった音色のマリンバやピアノ、バックコーラスなどによる音色がかなり印象強く耳に響きます。

・「魔王決戦」 ★★★★★★★★★★ 10星
ラスボス戦で流れる曲かと思われます。上記の「魔王」をベースとしていますが、より脈動的なメロディへと変化しており本作随一の濃厚な一曲です。影・悲壮・不気味・神々しさ・禍々しさといった一言では表現出来ないイメージが集約された不思議な魅力を感じさせる曲でもあるので多くの方にオススメしたいです。
余談ですが、曲名が「クロノ・トリガー」の「魔王決戦」と同じです。何か意味があるのかは分かりませんが…。

・「全てを取り戻して」 ★★★★★★★★ 8星
トラック順的にエンディングで流れる曲かと思われます。前半はツリーベルや笛の音が穏やかに響き、中盤は笛を主旋律とした清々しいメロディとなり、最後はまた穏やかになっていく。全体としてはあっさりしていますが、ナチュラルテイストな大団円という感じでなかなか良い曲です。
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総評
非常に優れている隠れた良作ゲームサントラだと思います。作品自体はマイナーかもしれませんが、なんといっても光田さんの本領が発揮された民族調楽曲の数々が素晴らしいです。

「an cinniuint」

92点
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